新型コロナウイルスに関する中国工場(常州永正機械有限公司)の状況について
(3月9日時点)
2月17日の営業再開から3週間が経過し、従業員も9割程が復帰しています。外注先の営業再開も進み、生産能力は春節以前とほぼ変わらない状態となりました。
弊社のある常州市では、2月19日以降新規感染者が出ておらず、3月7日には入院していた最後の患者が退院し、患者数は0となりました。
そのため、現在常州市政府は輸入症例への対策を重点的に行なっており、日本、韓国、イタリア、イランからの入国者に対し、14日間の自宅やホテルでの隔離を行っています。
生活面では、ショッピングモールやスーパーマーケット等の営業時間がほぼ通常通りになり、持ち帰りかデリバリーのみだったレストランも店内飲食が可能となるなど、少しずつではありますが、これまでの日常生活に近づいています。
常州永正机械では、お客様の感染リスク低減のため、引き続きご来社を遠慮頂いており、電話とメールでの対応とさせて頂いております。お問い合わせにつきましては、常州永正机械ホームページのお問い合わせページのフォーム、若しくはinfo@cz-eisei.comまでお願いいたします。
また、別表に新型コロナウイルスに関する中国工場、常州市、中国本土のこれまでの動きを時系列にまとめております。ご参照下さい。
新型コロナウイルスに関する中国工場(常州永正機械有限公司)の状況について
(2月27日時点)
常州永正机械は、新型コロナウイルスによる肺炎(COVID-19)の影響により、春節休暇後も営業を休止しておりましたが、政府機関からの許可が下り、2月17日より営業を再開しました。納期の遅延等が発生し、関係各位には大変ご迷惑とご心配をおかけしたことをお詫びいたします。
営業再開の許可が下りたことで、春節に合わせて帰省していた中国人スタッフが徐々に戻ってきており、2月26日時点で全従業員の6割程が出社しています。3月上旬には、春節以前と変わらない体制に戻ると考えております。
次に地域の状況ですが、営業再開した企業が増え、常州市内は徐々に人や車が増えてきています。しかし未だ厳戒態勢が敷かれており、市内の学校の再開は未定、レストランの多くは営業休止、地下鉄の改札やスーパーマーケット入店時には名前や携帯電話番号等の登録と検温が行われています。
常州市のある江蘇省全体では6日連続で確定診断者が出ておらず、2月25日に突発公共衛生事件1級から2級へ引き下げられたことにより、今後徐々に通常に戻っていくものと思われます。
当社においても国内での感染拡大に伴い、BCP(事業継続計画)や厚生労働省による基本方針に沿って、備蓄マスクの社員への配布、うがい手洗いの励行、定年退職者の送別会の延期等の対策を実施しております。